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選考フローへの組み込み方
概要
選考フローへリファレンスチェックを組み込む際に「どのタイミングで実施すればいいの?」とお悩みの方向けに、パターン別で選考フロー内へのリファレンスチェック導入方法を解説します。
- 選考フローへの組み込み方
- 概要
- リファレンスチェック組み込み時の検討ポイント
- リファレンスチェックの実施タイミング一覧
- 1.最終面接後にリファレンスチェックを実施
- 2.最終面接前にリファレンスチェックを実施
- 3.内定後にリファレンスチェックを実施
リファレンスチェック組み込み時の検討ポイント
- 「何を目的としてリファレンスチェックを実施するのか」によって最適な実施タイミングは変わるため、はじめにリファレンスチェックを行う目的を決めましょう。(「人物像の見極め精度向上」「リスクチェック」「入社後のオンボーディング」「志望度の判定」等)
- 候補者の志望度も上がり採用担当者との信頼関係も醸成されていくことから、選考フェーズが進むほどリファレンスの取得率は向上します(選考フロー早期のリファレンスチェックは選考辞退のリスクなどもあるゆえ、タイミングを検討しましょう)。
リファレンスチェックの実施タイミング一覧
実施タイミング | おすすめ度 | 取得率 | 選考の有用性 | メリット |
1次面接後 | ○ | △ | ◎ | 志望度の低い候補者の見極めなどに有効 |
最終面接前 | ◎ | ○ | ◎ | 最終面接でリファレンス結果を見ながら面接が可能 |
内定後 | ◎ | ◎ | ○ | 非常に取得しやすく、候補者負担が低い |
最終面接後 | ◎ | ○ | ◎ | 取得がしやすく、最終チェックとして有効 |
1.最終面接後にリファレンスチェックを実施
特徴
- 最終面接後の実施だと、候補者との間に信頼関係が醸成され始めているため、リファレンス取得の依頼に対してしっかりと対応してくれやすくなります
- 複数回の面接の中で候補者の人物像、弱みなどが見え始めているため、質問設計がより目的を持ってシャープに聞くことができます
- 内定オファーの前に、面接時の評価とリファレンスの客観的評価でのダブルチェックや、万が一のリスクがないか等の最終チェックとして有効です
2.最終面接前にリファレンスチェックを実施
特徴
- 最終面接前にリファレンスチェックを実施することで、最終面接時にリファレンス結果を見ながらの質問等が可能となり、より効果的に候補者を見極められます
- 早い段階からリファレンスを取得することで、候補者の特徴やリスクの検知などに役立てられるので、不要な面接工数の削減等に役立ちます
- 選考途中のためまだ志望度が低かったり、転職活動を周りに伝えていないケース等もあり、リファレンスチェックに抵抗がある候補者がいるリスクがあります
3.内定後にリファレンスチェックを実施
特徴
- 既に内定オファーを出しているため、候補者が安心感を持ってリファレンスチェックへ取り組め、リファレンス取得率が高いです
- 入社後、配属予定のチームメンバーなどにリファレンス情報を共有することで、入社後の早期のパフォーマンス最大化のためのオンボーディングに効果的です
- 万が一、リファレンス結果から面接時に見抜けなかったリスク情報が判明した際、内定取り消しなどがしにくいリスクがあります