候補者体験を向上させるためのポイント

候補者体験を向上させるためのポイント

概要

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候補者体験を向上させるポイント

前章でご紹介した候補者の辞退理由・対策を踏まえつつ、候補者体験を向上させるためのベストプラクティスについて併せてご紹介します。

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1.求人票の選考フローにリファレンスチェックを記載する

リファレンスチェックがあることを候補者に周知するために、求人票の「選考フロー」欄に記載しておきましょう。

候補者が、選考フローのどのタイミングでリファレンスチェックが行われるかを、事前に分かっていれば、候補者も準備と心構えを持つことができます。

※選考フローだけでなく、企業様が定める「採用活動におけるプライバシーポリシー」または「採用の同意事項」において、リファレンスチェックを実施する旨を記載していただくケースも多く、弊社としても推奨しております。

2.一次選考時にリファレンスチェックを予告する

1次面接の最後などに、選考が進むとリファレンスチェックがあることを頭出ししておきましょう。 その際にリファレンスチェックの疑問点・不安点を潰してあげると、実施する際に候補者もスムーズにご協力いただけるのでオススメです。

また、特定の人物だけに実施しているのではなく、全員一律(ex. 〇次選考まで進んだ候補者全員)に実施していることが分かるようにお伝えすることを意識ください。

※特定の人物にだけ実施していると思われてしまうと、候補者に不信感等のネガティブな印象を与えるリスクがあるためです。

3.リファレンスチェックを案内する際に候補者のメリットも伝える

リファレンスチェックと聞くと、「ネガティブチェックだ」「疑われているのかな?」と感じる候補者も一定数いらっしゃいますので、可能な限りリファレンスチェックへポジティブな印象を持ってもらうことが重要です。

説明例

選考の過程において、あなたのを強みも弱みもより知るために、リファレンスチェックを実施させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

また「なぜリファレンスチェックを実施するのか?」の目的をしっかり伝えることで、候補者に納得度を持ってご協力いただきやすくなります。

4.リファレンスチェックの回答者条件を候補者とすり合わせる

リファレンスチェックの回答者条件を一方的に決めて、伝えるのではなく、候補者と回答者条件をすり合わることを意識しましょう。

すり合わせ例

(企業担当)リファレンスチェックの回答者ですが、「現職の上司」「前職の上司」「前職の同僚」の3人からの推薦取得は可能でしょうか。

(候補者)分かりました。前職の人達にはもらえると思います。現職の上司からも取得可能だと思うので、聞いてみます。

前章でもお伝えした通り、取得を希望する回答者条件を1度打診してみて、候補者の反応を見ることをお勧めします。

「現職に転職活動を隠している」等のやむを得ない事情もあり得るので、回答者条件には、一定の柔軟性を持った上で、依頼することを推奨しています。

【参考】

リファレンスチェックの手引書

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