はじめに
質問作成
推薦結果
候補者/回答者用ガイド
リファレンスチェック
バックグラウンドチェック
アカウント・全体設定
オンボーディングご活用ポイント
概要
リファレンスチェックをオンボーディングへ活かすためのポイントを解説します。
オンボーディングとは
概要
新入社員が、組織でより早く活躍できるように会社全体としてサポートするプログラムのことです。
社内でオンボーディングをしっかり設計する事で、新入社員が早く職場へ馴染め、より早く十分なパフォーマンスを発揮することが出来ます。
オンボーディングのメリット
入社後のオンボーディングへしっかり取り組むことでを下記のようなメリットが見込めます。
どんなに優秀な人でも、新しい会社に慣れるまでは時間を要し、最悪の場合、早期離職などに繋がるリスクもあるので、しっかり入社後もサポートしてあげましょう。
①新入社員の早期のパフォーマンス向上
②新しい職場に対するストレスの緩和
③早期離職の防止
④社員のエンゲージメント向上
⑤採用コストの削減
オンボーディング設計時のポイント
入社後のオンボーディングのプログラム設計の際に意識すると良いポイントは下記です。
①オンボーディングの標準化
オンボーディングが配属先やチームによって、属人的に実施方法がバラバラになっているケースがあります。まずはしっかりとオンボーディングをプログラム化し、標準化しましょう。入社後に実施すべきことをステップとしてチェックリストにして、オンボーディングの進捗を管理してあげることなどが有効です。
②定期的なコンディション確認
入社後の数ヶ月〜半年間はしっかり新入社員のコンディションを把握しておくことが重要です。入社後にどのような気持ちで働いているのかを定期的にチェックすることで、問題の早期対応などに繋がります。
コンディション確認の方法はメンターや人事部との「1 on 1」や「社内サーベイ」などが有効です。
③周囲とのコミュニケーション施策
入社後に、配属されるチームや部署のメンバーとよりコミュニケーションを活性化させる制度を導入することで、新入社員の方と、既存社員の相互理解が進みやすくなり、より早期にパフォーマンスを発揮することが出来ます。定期的な部署横断のシャッフルランチや、チーム内ランチ制度などが有効です。
リファレンスチェックの活かし方ポイント
選考フローの最中に実施したリファレンスチェックは、入社後のオンボーディングにも活かすことが出来ます。入社後に一緒に働く現場の社員などにリファレンス内容を伝えておくことで、より新入社員の方を迎え入れやすくなります。
リファレンスチェック結果のオンボーディングへの活かし方
選考フローの最中に実施したリファレンスチェックの結果をPDFを出力をして、入社後に配属予定のチームの既存メンバーに共有しましょう。配属前に「自分たちのチームに新たにどんな人が来るのか?」を既存社員の方々がイメージできているだけで、よりスムーズに新入社員の方とコミュニケーションができるようになります。
オンボーディング活用にオススメの質問
既存社員の方は、「どんなタイプの新入社員が来るのか?どうコミュニケーションするのが最適か?」と気になっています。特に下記の質問の内容などが、新入社員の方の人物像をイメージしやすくなるのでオススメです。
Q. 候補者と相性が良く、一緒に組むと成果を出しやすい人物像を教えて下さい
⇒既存社員が、新入社員の方がどんな人と組むと成果を出しやすいかを把握しておくことで、入社後のパフォーマンスを早期に最適化出来ます。
Q. 候補者が仕事をする上で苦手としていた人物像を教えて下さい
⇒既存社員が、新入社員の方の一緒に組むと相性が悪いタイプを知ることで、入社後のミスマッチの防止やストレス低減などに役立ちます。
Q. 候補者と仕事をする上での注意点や気を付けていたことを教えて下さい
⇒既存社員が、新入社員の方のコミュニケーションのコツを把握しておく事で、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
Q. 候補者の強み(長所)・弱み(短所)を具体的に教えて下さい
⇒既存社員が、新入社員の方の能力面での強みや弱みを把握しておくことで、入社後のタスク振り分けなどのミスマッチの防止、ストレス低減などに役立ちます。
Q. 候補者がもう一段階成長するためには何が必要だと思いますか?具体的に教えて下さい
⇒上司の方などが、新入社員の方の不足している点を事前に把握しておくことで、入社後の教育方針やメンタリングに役立ちます。
Q. 候補者は何にやりがい・モチベーションを一番感じて仕事をしていると思いますか?
⇒上司の方などが、新入社員の方の仕事へのモチベーション源泉を把握しておくことで、入社後のマネジメントが効率化され、ミスマッチの防止に繋がります。
Q. 候補者の仕事のパフォーマンスが低下する環境・条件・要因などがあれば具体的に教えて下さい
⇒上司の方などが、新入社員の方の特殊なパフォーマンス要因などを事前に知っておくことで、入社後のマネジメントが効率化され、ミスマッチの防止に繋がります。